WordPressの内部SEO対策!劇的な成果を出す「たった7つの設定」

「SEOに有利だと聞いて、WordPressを使うことにした」
「WordPressを使えば、検索結果で簡単に上位表示できると聞いた」

あなたも、このような考えでWordPressを始めたのではないでしょうか?

僕も、楽してSEO対策できると聞いて、WordPressを使い始めた一人です。

しかし、色々と進めていくうちにこんなことがわかり始めました。

  • 最低限の設定
  • 検索結果で上位表示されやすい記事の書き方

このふたつがどうしても必要なのです。

WordPressのSEOのための設定については、色々とやることが多いと思われがちです。

なぜなら、SEOの設定に関して書かれた記事は、「20選!」「33選!」など、めんどくさいほど大量に方法が紹介されています。

そこでこの記事では、たった7つの設定だけで、あなたのWordPressブログがSEOに強くなるための設定方法をお伝えします。

「最低限の設定」とともに挙げた「上位表示されやすい記事の書き方」については、以下の記事で解説していますので、ぜひご覧ください。

SEOのアプローチ方法

まず、あなたに知っておいてもらいのが、WordPressのSEO対策には、ふたつの設定方法があるということです。

外部対策
外部からの被リンクを増やし、サイトの評価を高める対策
内部対策
  • Googleのロボットが正しくサイト内の情報を読み取れるように、構造を最適化する対策
  • 検索ユーザーにとって価値のあるコンテンツを制作する

このふたつのうち、どちらも大切ですが、特に大事なのが「内部対策」です。

なぜなら、

  1. Googleのロボットが正しくサイト内の情報を読み取れるように、構造を最適化する(内部)
  2. 検索ユーザーにとって価値のあるコンテンツを制作する(内部)
  3. 読んだ人が感動し、外部からの被リンクをつけてくれる(外部)

この順番でしか、WordPress運営は進んでいかないからです。

つまり、WordPressを始めるにあたって、まず行うべきことは、サイト構造の最適化なのです。

しかし、サイトの最適化といっても、何から始めればいいかがわかりませんし、分かっていてもすることが多いです。

そこで次の章からは、SEOに強いサイト構造を作るためのノウハウを、実際に僕がやってみて、成果を実感した7つに絞ってお伝えします。

検索ユーザーにとって価値のある記事の作り方は以下の記事を参考にしてください。

外部対策の行い方は以下の記事で解説しています。ぜひご覧ください。

メタタグを設定する

ひとつ目の設定は、「メタタグ」の設定です。

メタタグとは簡単にいうと、サイトの説明文のことで、3種類あります。

メタタイトル検索結果で表示されるページのタイトル
メタディスクリプション検索結果で表示された時のページの説明文
メタキーワードページで対策するキーワード(現在はあまり効果がないと言われている)

Googleの検索結果における、以下の部分です。

検索結果のメタタグ

このメタタグを正しく設定しておくことで、あなたのブログやブログ記事の中に、どんなことが書かれているかを、Googleのロボットに知らせることができます。

この設定に関しては、「All In One SEO Pack」のプラグイン内で行いますので、まずは以下の記事を参考に設定をしてください。

設定が終わりましたら、以下の記事を参考にメタタグの設定をしてください。

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パーマリンクを設定する

次に、パーマリンクの設定です。

パーマリンクとは、あなたのブログ記事のURLにおける以下の部分です。

パーマリンクがどこか

この、パーマリンクは正しく設定しておくことで、検索エンジンのロボットが簡単にページを判別することができます。

また、検索ユーザーにとっても、記事の中身が連想できるパーマリンクがつけられていると助かります。

パーマリンクは、記事の投稿画面で設定することができます。

  • 中身が連想できること
  • ハイフンを使うこと
  • 日本語は使わないこと

この三つを意識し、設定してみてください。

パーマリンク

パーマリンクの基本的な知識と、効果的な設定方法について以下の記事で解説しました。ぜひご覧ください。

noindex設定で低品質ページは評価対象外にする

もしも、あなたのサイト内に品質の低いページがあるのであれば、この章でお伝えする「noindex設定」を行いましょう。

「noindex」とは、あなたのサイト内の「特定のページを検索エンジンに登録しないという設定」をすることです。

一見、せっかく作成したページを登録から外すのは、もったいないような気がしますが、とても重要な設定なのです。

以下の一文は、Googleウェブマスター向けブログから抜粋したものです。

低品質なコンテンツがサイトの一部にしか存在しない場合でも、サイト全体の掲載順位に影響を与えることがあるということにご注意ください。低品質なページを削除したり、内容の薄いページをまとめて役に立つコンテンツに改善したり、もしくは低品質なコンテンツを他のドメインに移動させたりすることが、最終的に良質なコンテンツの掲載順位を改善することにつながります。

つまり、あなたがどれだけ価値ある記事を書いたとしても、サイト内にお問い合わせページや会社概要など、明らかにユーザーに価値を与えていないページが存在していると、低評価の対象になってしまうのです。

そこで、低評価を受ける恐れのあるページには「検索エンジンに登録しないでください!」という意味で「noindexタグ」を設定しておきます。

noindexタグの設定方法については以下の記事で詳しく解説しています。あわせて、noindexとSEOの関連性についても、解説しているのでぜひご覧ください。

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内部リンクで関連記事をオススメする

次に内部リンクの設定です。

内部リンクとは、以下のように、あなたのブログ記事から他の記事やページに対して貼るリンクのことです。

内部リンク

なぜ内部リンクが重要なのか?それには、

  • サイトの利便性の向上
  • SEO面で効果的

というふたつの理由があります。

まず、上記のような内部リンクは、記事を読んでいる方に対して、補足情報や関連情報を提示することができます。

例えば、あなたがダイエットの記事を読んでいて、文中に「BMI」という言葉が出てきたとしましょう。

記事自体はとても詳しくわかりやすいですが、この「BMI」という言葉の説明がどこにも書いていないのです。

そこで、「BMI」というテキストに、「BMIという言葉を説明したページ」へのリンクを貼っておくことで、滞りなく文章を読むことができます。

また、この時、記事を読んでいるあなたは必然的に別のページに遷移するので、PV数が増えるというわけです。

SEO面でも内部リンクは重要な役目を果たします。

「検索エンジンの仕組みを図解でわかりやすく解説しました。」の中でお伝えしましたが、Googleのロボットは外部リンクをつたって、あなたのサイトに訪れます。

そして、内部リンクをつたってサイト内のページを巡回します。

つまり、ブログ記事内に一切内部リンクがなければ、ロボットはあなたのサイト内をスムーズに巡回できません。

内部リンクを適切に設定しておくことで、正しくあなたのサイトは評価されるのです。

内部リンクの設定方法と注意点を、以下の記事で詳しくお伝えしています。ご覧ください。

Google XML Sitemapsをインストールする

次に、「サイトマッププラグイン」のインストールです。

WordPressに限らず、ウェブサイトでは二種類のサイトマップを設定することができます。

  • 人間が見るためのサイトマップ
  • Googleロボットが見るためのサイトマップ

この二種類です。

このふたつのうち、Googleロボット向けのサイトマップを設定することが、内部SEO対策ではとても重要です。

ロボット向けのサイトマップを正しく設置しておくと、ロボットはあなたのサイト上の、どこにどんなページがあるのかを把握しやすくなります。

つまり、検索結果への反映が早くなるのです。

しかし、このようなサイトマップの作成はとても大変です。

そこで、WordPressでは、プラグインを使ってサイトマップを自動生成します。

プラグインを使えば、記事更新ごとにサイトマップの書き換えなどをしなくていいので、とても便利です。

以下の記事では、サイトマップを自動生成してくれるプラグイン「Google XML Sitemaps」の使い方をお伝えしています。

また、人間向けのサイトマップについては以下の記事で、プラグインを使った作成方法をお伝えしています。時間があるときにご覧ください。

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オリジナル部分と引用部分を区別する

あなたは、ブログ記事の内容に「信頼性」を加えるために、どのような工夫をしていますか?

例えば、僕はこのブログ内で、読者が情報に信頼・納得するための工夫をしています。

それは、他サイトからの情報の参照です。

特に、SEOに関して、僕の主張にもっと説得力を加えるために、Googleの公式資料から文章を抜粋しています。

このようにすることで、一段と記事の説得力が増します。

一方、他サイトからの文章の引用は、SEO的にはマイナス効果があります。

なぜなら、Googleではこのように言っているからです。

Google では、無断複製されたページやオリジナルのコンテンツがほとんどなくユーザーにとって価値のないページを表示することでランキングを上げようとするドメインに対して、処置を取ります。
出典:オリジナルのコンテンツがほとんどまたはまったく存在しない

つまり、他サイトからの文章の引用は、SEO面で低評価を受けてしまうのです。

そこで、引用した文章に対して、「引用タグ引用タグをつけましょう。

引用タグを文章につけることによって、Googleのロボットは「この部分は引用されてるけど、そのことを隠していないからOK」と認知してくれます。

引用タグは「TinyMCE Advanced」というプラグインの設定で、使えるようになります。以下の記事で使い方を確認してください。

プラグインの使用を最小限に抑える

最後にお伝えするのが、「プラグインの設定数」です。

この記事の中でも、プラグインの設定をいくつか推奨しました。

頻繁に目にするのが、よいと聞いたプラグインをかたっぱしからインストールするという方です。

もちろん、プラグインはインストールするだけで、ブログに様々な機能を追加してくれます。

ときにはデザイン性を高め、ときにはSEOに有利なプラグインも存在すると言われています。

しかし、気をつけて欲しいのが、プラグインこそサイトを崩壊させる引き金であるということです。

例えば、サイトを高速化してくれるプラグインですが、WordPressテーマやサーバーとの相性によっては、サイトが真っ白になることもあります。

また、セキュリティの甘いプラグインはハッキングを許してしまうことがあります。

精査せずに、プラグインをインストールしてしまうと、とんでもない事態に陥ってしまうのです。

そこで、あなたに実践して欲しいのが、以下の4つです。

  • 無駄にプラグインをインストールしないこと
  • キャッシュ系のプラグインを無作為に使わないこと
  • 最終更新日が最近のプラグインを使うこと
  • 評価の低いプラグインは使わないこと

ぜひ健全なブログ運営のためにも、サイトの「守り」にも気を遣っておきましょう。

まとめ

今回、お伝えしたのは「WordPressブログのための内部SEO対策方法」です。

一般的には、内部SEO対策というと、ごちゃごちゃして、やることが多い印象です。

しかし、僕の経験上この7つさえやっておけば、サイトの構造としてはバッチリです。

もちろん、この設定をするだけでは、検索結果で上位表示することは不可能なので、気をつけておいてください。

あくまでも、検索ユーザーのためになるブログ記事を書いてなんぼです。

ぜひこの記事の設定は早めに終わらせて、記事作りに没頭しましょう。

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