「Webサイトのデザインを自分で作りたいけど、どのツールを使えばいいかわからない…」そんな悩みを抱えていませんか?
結論から言うと、Figma(フィグマ)を使えば、デザイン未経験でもプロ並みのWebデザインが作れます。
Figmaはブラウザ上で動く無料のデザインツールで、2026年現在、Web制作の現場で最も使われているツールの一つです。
この記事では、Figmaの基本的な使い方から実践的なWebデザインの作り方まで、初心者のあなたにもわかるようにステップバイステップで解説していきます。
WordPressでブログやサイトを運営している方にも役立つ内容ですので、ぜひ最後まで読んでみてください。
Figmaとは?Webデザインの定番ツールを知ろう
Figmaが選ばれる3つの理由
Figmaは、アメリカのFigma社が開発したクラウドベースのデザインツールです。
従来のデザインツールはソフトをインストールする必要がありましたが、Figmaはブラウザさえあれば誰でもすぐに使い始められます。
選ばれている理由は主に3つあります。
- 無料で始められる:個人利用なら無料プランで十分な機能が使えます。
- インストール不要:ChromeやEdgeなどのブラウザからアクセスするだけでOKです。
- リアルタイム共同編集:Googleドキュメントのように、複数人で同時に作業ができます。
2026年時点で、Web制作会社の約8割がFigmaを採用しているとも言われており、これからWebデザインを学ぶなら、まずFigmaを覚えておけば間違いありません。
Figmaと他のデザインツールの違い
デザインツールにはFigma以外にも選択肢があります。
代表的なツールとの違いを表にまとめました。
| ツール名 | 料金 | 動作環境 | 共同編集 | 学習コスト |
|---|---|---|---|---|
| Figma | 無料〜 | ブラウザ / アプリ | ◎ | 低い |
| Adobe XD | 有料 | アプリのみ | ○ | 中程度 |
| Canva | 無料〜 | ブラウザ | ○ | 非常に低い |
| Photoshop | 有料 | アプリのみ | △ | 高い |
Canvaは手軽ですが、Webサイトの細かいレイアウト設計には向いていません。
Photoshopは高機能ですが、月額料金が高く学習コストもかかります。
コスパと実用性のバランスが最も良いのがFigmaです。
無料プランでどこまでできる?
Figmaの無料プラン(Starterプラン)では、以下の機能が使えます。
- デザインファイル:3ファイルまで作成可能
- 個人プロジェクト:無制限
- 基本的なデザイン機能:すべて利用可能
- プラグイン:すべて利用可能
ブログのアイキャッチ画像やサイトのデザインカンプを作る程度であれば、無料プランで十分です。
まずは無料で始めて、必要に応じて有料プランを検討してみてください。
Figmaの始め方と初期設定
アカウント登録の手順
Figmaを始めるのはとても簡単です。
以下の手順で進めてください。
- Figma公式サイトにアクセスします。
- 「Get started for free」ボタンをクリックします。
- Googleアカウントまたはメールアドレスで登録します。
- 名前と用途(個人利用 or チーム利用)を選択します。
- ダッシュボードが表示されたら登録完了です。
所要時間はわずか2〜3分。Googleアカウントがあれば、ワンクリックで登録できます。
最初にやっておくべき設定
登録後、すぐにデザインを始める前に2つだけ設定しておきましょう。
1. 日本語フォントの確認
Figmaはデフォルトで英語フォントが選択されています。
日本語テキストを使う場合は「Noto Sans JP」や「M PLUS 1p」などのGoogleフォントを選びましょう。
これらは無料で利用でき、Webサイトでもそのまま使えるフォントです。
2. デスクトップアプリのインストール
ブラウザでも使えますが、デスクトップアプリを入れると動作が安定します。
公式サイトのダウンロードページからMac版・Windows版を無料で入手できます。
特にファイルサイズが大きくなってくると、アプリ版のほうが快適に作業できますよ。
画面構成を理解しよう
Figmaの画面は大きく4つのエリアに分かれています。
- ツールバー(上部):フレーム作成、図形、テキストなどの基本ツールが並んでいます。
- レイヤーパネル(左側):作成した要素の一覧が表示されます。
- キャンバス(中央):実際にデザインを作る作業エリアです。
- プロパティパネル(右側):選択した要素のサイズや色などを調整できます。
この4つのエリアの役割を覚えるだけで、Figmaの基本操作がグッとわかりやすくなります。
Figma初心者が覚えるべき基本操作5つ
フレーム・図形・テキストの使い方
Figmaで最初に覚えるべき操作を5つに絞って紹介します。
① フレームの作成
フレームはデザインの「土台」です。
ツールバーの「#」アイコンをクリックするか、ショートカットキー「F」を押します。
右側のプロパティパネルから「Desktop(1440×1024)」などのプリセットを選べます。
② 図形の描画
四角形はショートカット「R」、円形は「O」で作成できます。
右側のパネルで色・角丸・影などを自由に変更しましょう。
③ テキストの入力
ショートカット「T」を押してキャンバスをクリックすると、テキストを入力できます。
フォントの種類・サイズ・太さ・行間はすべて右側パネルで調整します。
整列・間隔調整とオートレイアウト
④ 整列と間隔の調整
複数の要素を選択して、右側パネルの整列アイコンを使うと一瞬で揃えられます。
「左揃え」「中央揃え」「均等配置」など、よく使う整列パターンは覚えておきましょう。
⑤ オートレイアウト
これはFigmaで最も便利な機能と言っても過言ではありません。
要素を選択して「Shift + A」を押すと、自動的に整列・間隔が設定されます。
ボタンやカードなど、中の要素に応じてサイズが自動調整される仕組みです。
CSSのFlexboxに似た概念なので、コーディングへの移行もスムーズになりますよ。
覚えておくと便利なショートカット
作業スピードを上げるために、以下のショートカットは最低限覚えておきましょう。
| 操作 | Mac | Windows |
|---|---|---|
| フレーム作成 | F | F |
| 四角形 | R | R |
| テキスト | T | T |
| コピー&ペースト | ⌘C / ⌘V | Ctrl+C / Ctrl+V |
| グループ化 | ⌘G | Ctrl+G |
| オートレイアウト | Shift+A | Shift+A |
| 拡大・縮小 | ⌘+ / ⌘- | Ctrl+ / Ctrl- |
最初はショートカットを意識的に使ってみてください。
1週間も続ければ自然と手が覚えます。
FigmaでWebデザインを作る実践手順
ワイヤーフレームを作ろう
実際にWebサイトのデザインを作るときの流れを解説します。
まずはワイヤーフレーム(設計図)から始めましょう。
ワイヤーフレームとは、ページのレイアウトや要素の配置をざっくり決める下書きのことです。
- フレームを「Desktop(1440px幅)」で作成します。
- ヘッダー・メインビジュアル・コンテンツエリア・フッターの4つのブロックを四角形で配置します。
- 各ブロックにテキストで仮の見出しや本文を入れます。
- ナビゲーションメニューの項目数や位置を決めます。
この段階では色やフォントにこだわる必要はありません。
グレーの四角形とテキストだけで全体の構成を確認するのがポイントです。
デザインカンプに仕上げる
ワイヤーフレームが完成したら、デザインカンプ(完成イメージ)に仕上げていきます。
- カラーパレットを決める:メインカラー・サブカラー・アクセントカラーの3色を基本にしましょう。
WordPressテーマに合わせた色を選ぶと、実装がスムーズです。 - フォントを設定する:見出しと本文のフォントを決めます。
Webで使う場合は「Noto Sans JP」が安全な選択肢です。 - 画像を配置する:Unsplashプラグインを使えば、Figma内で無料の高品質画像を検索・配置できます。
- ボタンやリンクのスタイルを統一する:コンポーネント機能を使って、同じスタイルのパーツを一括管理しましょう。
デザインカンプが完成すれば、WordPressのテーマカスタマイズやページビルダーでの実装イメージが明確になります。
WordPress実装を意識したポイント
Figmaでデザインを作るとき、最終的にWordPressで実装することを意識しておくと効率的です。
- 横幅を1200px以内に収める:多くのWordPressテーマのコンテンツ幅は1000〜1200pxです。
- フォントサイズは16pxを基準にする:本文は16px、見出しは24〜32px程度が読みやすいサイズです。
- 余白(パディング・マージン)は8の倍数で設定する:8px、16px、24px、32pxのように統一すると、実装時に迷いません。
デザインと実装の間のギャップを最初から減らしておくことで、「デザイン通りにならない…」というストレスを防げます。
Figmaをもっと便利にするプラグインと活用法
入れておきたいおすすめプラグイン5選
Figmaにはプラグイン(拡張機能)を追加して、さらに便利にカスタマイズできます。
2026年時点で特におすすめのプラグインを紹介します。
- Unsplash:無料の高品質写真をFigma内で直接検索・配置できます。
- Iconify:数万種類のアイコンを瞬時に挿入できます。
- Remove BG:画像の背景を自動で切り抜いてくれます。
- Content Reel:ダミーテキストや画像を一括で流し込めます。
- Figma to HTML:デザインからHTMLコードを書き出す補助ツールです。
プラグインのインストールは、ツールバーの「Resources」アイコンから「Plugins」タブを開いて検索するだけです。
どれも無料で使えるので、まずは気軽にインストールしてみましょう。
AIを活用した最新の使い方
2026年のFigmaはAI機能が大幅に強化されています。
特に注目すべきは以下の機能です。
- AIによるデザイン生成:テキストで指示するだけでレイアウトやUIコンポーネントを自動生成してくれます。
- 自動リサイズ:デスクトップ用のデザインからスマホ用のレイアウトをAIが自動変換します。
- デザインレビュー:アクセシビリティやUI/UXの改善点をAIが提案してくれます。
AIを使えば、デザインの知識がなくてもクオリティの高い成果物を作りやすくなっています。
ただし、AIに任せきりではなく、最終的なチェックは自分の目で行うことが大切です。
チーム・クライアントとの共有方法
Figmaのデザインを他の人と共有するのはとても簡単です。
画面右上の「Share」ボタンをクリックして、相手のメールアドレスを入力するか、共有リンクを発行するだけです。
- 閲覧のみ:「can view」を選択すると、デザインを見るだけのアクセス権限になります。
- 編集可能:「can edit」にすると、一緒にデザインを編集できます。
- コメント機能:特定の箇所をクリックしてコメントを残せるので、フィードバックのやり取りもスムーズです。
クライアントへのデザイン確認にも最適で、わざわざ画像を書き出して送る手間がなくなります。
スポンサードリンクまとめ
この記事では、Figmaの基本的な使い方から実践的なWebデザインの作り方まで解説しました。
最後に要点を振り返っておきましょう。
- Figmaはブラウザで使える無料のデザインツールで、2026年のWeb制作では定番の存在です。
- アカウント登録は2〜3分で完了し、無料プランでも個人利用には十分な機能が使えます。
- フレーム・図形・テキスト・整列・オートレイアウトの5つの基本操作をまず覚えましょう。
- Webデザインはワイヤーフレーム → デザインカンプの順番で進めると効率的です。
- WordPress実装を意識して、横幅・フォントサイズ・余白のルールを決めておくとスムーズです。
- プラグインやAI機能を活用すれば、初心者でもプロレベルのデザインが作れます。
Figmaは触れば触るほど楽しくなるツールです。
まずは無料プランで登録して、簡単なバナーやアイキャッチ画像から作ってみてください。
デザインができるようになると、あなたのWordPressサイトのクオリティが一段階上がりますよ。

