ライター育成のプロが教える!読み進められるブログ記事を書く3つのコツ

ライター育成のプロが教える!
読み進められるブログ記事を書く3つのコツ 今回の記事は、以下のような考えを持っている方にオススメです! わかりやすくて面白いブログ記事が書けるようになりたい・・! 文章力がなさすぎて情けなくなってしまう・・・ 依頼主に記事を納品しても、修正回数が多くて萎えてしまう・・・ いま、大きな企業から個人規模の組織の方まで、多くのかたがブログに力を入れている・・・

多くの方がブログやオウンドメディアに力を入れているため、ハウツー系だけでなく、あらゆるキーワードによる検索結果がブログ記事で埋め尽くされています。

検索結果はブログ記事ばかり

現在上位に表示されているメディアの大半は、二年以上も前から運営されているものも多く、後発組のメディアがちょっとやそっとでは太刀打ちできない状況になっています。

後発組のメディアでは、上位表示を実現することが困難になっています。

では、これからの時代、どのようにメディア運営をしていけばいいのか?

後発組のメディアや個人規模のメディアはどのように太刀打ちしていくのか・・・?

それには、以下のような「一味違った記事」を発信していく必要があるのです。

これからのブログ記事に必要な要素 圧倒的にわかりやすく
飽きのこないブログ記事 つまり・・・ 以下の工夫が必要になる わかりやすい!楽しい!と思ってもらうために、一捻り加えたブログ記事を書けるようになる必要がある この記事では「わかりやすい・飽きない」ブログ記事を書くためのノウハウをぎゅっと凝縮してお伝えします!

これからのブログ記事には2つのことが求められる

1.これからのブログ記事には
ふたつのことが求められる これからのブログ記事に求められること SEOを意識したライティングスキル
例)情報収集スキル、hタグ、引用タグ 読み手が最後まで読みたくなる記事の表現力
例)構成、演出、文章

これからのブログ記事に求められる要素のうちのひとつ、SEOライティングのスキルについては、この記事のテーマとずれてしまうので、別の記事で解説させていただきます。

以下の記事では、SEOライティングの方法について、わかりやすく解説しています。ぜひご覧ください。

SEOライティング|ユーザーの期待を上回るブログ記事の書き方

次に、この記事のテーマでもある「表現力」について解説していきます。

ところで・・・ なぜ、納得のいく記事(文章)を書くことができないのでしょうか? 納得のいく記事を書けない人の特徴 わかりやすくするためにシンプルにしてしまう 長文でも読んでもらえるような緻密な表現がない 多くの方は、「どうせ読まれないから・・」という理由で短い文章にしようとする 長すぎると読むのがわずらわしくなるから、できるだけ短くシンプルにしよう・・・ 実はそれが逆効果なのです! 次のシンプルな文章をごらんください 弊社は前年に比べて
絶好調ですっっ! 弊社って、なんの会社? なんの事業が絶好調なの? 去年どのくらいの数字だったの? 絶好調って具体的にどのくらい伸びているの? シンプルにしすぎると
疑問が生まれてしまう IT系の企業である弊社「〇〇コーポレーション」は、5年前からインターネット回線の新規開拓に力を入れています。
前年までは、このグラフの数値でしたが、なんと・・!今年は前年比10%増という結果になっていますっっ!
絶好調です! あえて長い文章にすることで、「?」の生まれない文章になる シンプルな文章では、「?」が生まれてしまい、逆にわかりにくい文章になってしまいます。

シンプルな文章にすることで、「?」が生まれてしまい、逆にわかりにくい文章になってしまいます。

記事を書くときには、説明を省略せずに、論理的に筋の通る文章を書いてください。

他にも、「?」が生まれる文章のパターンがあります。

以下の事例をご覧ください。

「?」が生まれないよう
説明する際に気をつけること

まずはWikipediaの「普通自動二輪車」の事例です。

かなり難しい専門用語が使われており、素人にとっては理解しにくい文章になっています。

難しい専門用語で説明されても意味がわからない

他にも、以下のような事例があります。

ある質問をされたときに、「なんと答えを返すか?」という問題です。

ご飯の食べ方を教えてください! 相手次第で説明することは異なる 外国人が相手なら、「箸とは何か?」から説明する必要があるし、子供が相手なら「マナー」を教える必要がある。

相手次第で返すべき答えが異なりますし、以下のように、難易度を間違えると、「バカにしている」と捉えられてしまいます。

難易度を間違えると
「バカにしている」と捉えられる 箸っていうのはね、木で作られた二本の棒のことだよ! そんなことわかってるよ(怒)

ブログ記事を書くときにも、誰のどんな質問に対して、なんと答えを返すのか?この点に気をつけてください。

納得のいく記事を書けない人の特徴

シンプルな文章は、「?」が生まれてしまうため、しっかりと読み手に理解してもらうために、長文を推奨しました。

しかし、長文にすることで問題もあります。

しかし・・・長文にすることで
次のような問題も起こります 長すぎる文章では、
読み手が飽きてしまう・・ 長文でもストレスなく
読み進められる表現力が必要! 「読み手がストレスなく読み進めてしまう」表現方法とは・・・?

いますぐ実践できる!わかりやすい記事を作る表現方法

2.いますぐ実践できる!
わかりやすい記事を作る表現方法 ところで・・・ わかりやすい記事とは
どのようなものでしょうか・・? わかりやすい記事の要素 ぱっと見で、読みたくなるデザイン どんどん読み進めたくなる 欲しい情報を取得するのにストレスがかからない この章では、上記3点の要素を満たす表現方法をお伝えします!

続きが読まれるかが決まる!記事序文の魅力的な表現方法

2-1.続きが読まれるかが決まる!
記事序文の魅力的な表現方法 ブログのレイアウト 序文次第で続きが
読まれるかどうかが決まる 序文で意識すべきこと 記事の中身に興味を持ってもらう 読みたい(または、読まないと損をする!)と思ってもらう

記事の中身に興味を持ってもらうには?

ひとつ目 人はどのような時に
モノゴトに興味を持つでしょうか? 人が興味を持つとき これ、
私に関係あるかも! これ、見ておいたら
トクするかも! 自分に関係のあることだと
思ってもらうには? 1.相手の悩みを言い当てる
例)こんなことで悩んでいませんか?
  こういうことってありますよね? 2.記事を読むメリットを伝える
例)この記事を読むことで・・・になります

読みたい(または、読まないと損をする!)と思ってもらうには?

ふたつ目 人は痛みを感じると、痛みを避けるために、行動を起こす 記事を読まないことによる
「痛み」を認識してもらう必要がある これ読まないと損だな!と
思ってもらうには? 「記事に掲載されている情報」を取得しないことで、どうなってしまうのかを伝える

つぎからつぎに読まれる!文章の構成とは?

2-2.つぎからつぎに読まれる!
文章の構成とは? つぎからつぎに情報が押し寄せる
このインターネット社会・・・ 全てを処理しきれないため、脳は余計な情報を取得しないように制限をかけている 早い段階で、そのページにはなにが書かれているのかが分かれば読んでくれる 話のオチが最後までわからない「起承転結」型の文章はWEB上では好まれない 「結果→理由→補足説明」のように、先にオチをバラすような文章の方が脳が喜んでくれる 事例 この犬はおそらくトイプードルだ。
 なぜなら、モフモフとした茶色の毛が特徴的だからだ。 他に、人懐っこい性格なども理由として挙げられる。

読み手のストレスが緩和される文章表現とは?

2-3.読み手のストレスが緩和される
文章表現とは? 次のような表現を
記事内で使っていませんか? ら抜き言葉 文末に同じパターンを繰り返す 指示代名詞が多い 改行や段落替えがない 漢字が多い 長い文章なのに「、」が含まれていない 主語と述語の関係がわかりにくい 主語と述語の距離が遠い 視認性の高い組み合わせが使われていない 誤字脱字が多い

ら抜き言葉を使ってしまう

1.ら抜き言葉 ・こんなことが考えれる ×
・こんなことが考えられる ○ ら抜き言葉を使うと、稚拙な文章になってしまうので、注意してください。

文末に同じパターンを繰り返してしまう

2.文末に同じパターン 僕の名前は「建築太郎」といいます。
建築士をしています。
これからも頑張ろうと思います。 文末に同じパターンを繰り返すと、稚拙な文章になってしまうので、注意してください。

指示代名詞を使いすぎる

3.指示代名詞が多い 指示代名詞とは
「こ・そ・あ・ど」+「れ・こ・っち」などで作られる名詞のこと 例)これ、それ、あれ、どれ、ここ、そこ、あそこ、どこ、こっち、そっち、あっち、どっち 指示代名詞が増えると、途中で何の話をしているかがわからなくなります これは7つ揃えると願い事が叶うボールだ。
これを地面に7つ並べ、「出でよシェンロン!」と唱えると、急に空が暗くなり、龍が現れる。
これは願い終えると、どこかに飛んでいってしまう。ドラゴンボールは7つ揃えると願い事が叶うボールだ。
ドラゴンボールを地面に7つ並べ、「出でよシェンロン!」と唱えると、急に空が暗くなり、龍が現れる。
ドラゴンボールは願い終えると、どこかに飛んでいってしまう。

改行や段落替えが少ない

4.改行や段落替え 句読点ごとに改行や段落替えを行うことで、見やすくなる

漢字が多い / 難読なものをあえて漢字にしてしまう

5.漢字が多い 漢字が多すぎる文章は、
ぱっと見読みたくなくなる サイト内でルールを決めて、適度にひらがなやカタカナを用いる

長い文章なのに句読点を加えていない

6.長い文章には「句読点」を加える 

主語と述語の関係が明確ではない

7.主語と述語の関係を明確に 彼は楽しそうに走り回るワンコを眺めていた →楽しそうにしているのが、
ワンコなのか彼なのか分かりにくい ・彼は、楽しそうに走り回るワンコを眺めていた
→楽しそうなのはワンコ ・彼は楽しそうに、走り回るワンコを眺めていた
→楽しそうなのは彼 句読点を加えることで、主語と述語の関係がわかりやすくなります。

主語と述語の距離が離れすぎる

8.主語と述語の距離を短くする

視認性の低い単語を使ってしまう

9.視認性の高い組み合わせを使う ・オススメハンバーグ定食 ×
・おすすめハンバーグ定食 ○ カタカナが連続してしまうことで、一瞬読みにくい単語ができてしまいます。
状況に合わせて、ひらがなやカタカナ、漢字を使い分けましょう。

誤字脱字が多い

10.誤字脱字を減らす 誤字脱字が多いと、途中で読み手のモチベーションが下がってしまいます。 そこで、記事の原稿が出来あがった段階で
「音読」することをオススメします。 様々なノウハウも、次の章でお伝えする「あること」を意識しなければ、効果を発揮しません。

記事を書くときにはルールを明確にしておこう

3.記事を書くときには、
ルールを明確にしておこう 散々ノウハウをお伝えしましたが、ひとつのブログで表現方法を
統一しなければ意味がありません。

僕が今まで見てきたサイトの中には、記事の文末の表現や配色だけではなく、「本当に同じサイトか?」と思うくらい統一感のないサイトがありました。

「ランディングページのデザインのコツ」という記事の中でもお伝えしたように、読み手を迷わせないように「反復」という、統一感を出す工夫をしましょう。

バラバラな表現は読み手を混乱させる 同一ブログ内の各記事で使われている配色や文末の表現、印象が違うと、「別サイト感」が漂い、読み手は混乱してしまいます。 毎回おなじクオリティを再現するためにも、記事の表現方法を定めた「指南書・ルールブック」をサイトごとに作っておきましょう。

ライター必見!編集部からの修正を減らすリスクマネジメント術

4.ライター必見!編集部からの修正を減らすためのリスクマネジメント術 執筆した原稿への指摘が増え、書き直しが増えてしまうことはライターにとっても運営側にとっても「リスク」である やりとりをなるべく減らせるように
「リスクマネジメント」をしましょう。 例)事前に表現などのルールを確認しておく 例)大きな変更を減らす工夫をする 大枠ができたら確認を取り、次に細部へと作業を進めていく

すべて書き終えてからチェックを行うと、「イチからやり直し」になることもあります。

慣れないうちは、以下のような手順で、こまめに確認をしておくと作業の効率をアップさせることができます。

  1. 大枠を書き終えたら確認
  2. 見出しを書き終えたら確認
  3. 内容を書いたら確認

まとめ

今回は、「読み進められるブログ記事を書く3つのコツ」をお伝えしました。

この三つのコツも大切なのですが、さらにルールの統一なども含めて、以下のことに配慮を行いましょう。

これからブログ記事には「一捻り」が必要になる 文章は「?」が生まれないよう、文量に配慮する 読み手にストレスがかからないような表現を使う 表現方法をルール化することで、読み手の混乱をなくす

読み手がストレスなく、読み進められる文章を書くスキルは、今後さらに求められます。

ぜひこの記事をかたわらに、記事の執筆を進めてもらえると幸いです。

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