「私の記事、なんだか読みにくいな・・・。」
このように感じている方へ、知っておいて欲しいのが、以下の読みやすいブログ記事の要素です。
これら三つが整っていると、読みやすく次の行動に移しやすい記事が出来上がります。
今回、この記事のテーマは「構成」ですが、読みにくいブログ記事はこの「構成」が整っていないものがほとんどです。
「3.脳にストレスがかからない表現方法」については、以下の記事で解説しているので、ご覧ください。
ライター育成のプロが教える!読み進められるブログ記事を書く3つのコツ
ブログ記事の構成について、検索エンジンなどで調べてみると、以下のようなパーツについて解説されていることが大半です。
- タイトル
- 冒頭文(序文)
- 見出し
- 本文
- まとめ
しかし、近頃ブログを運営されている方というのは、上記の5つの点についてはよく知っていますし、学ぶほどのことでもありません。
また、以下のスライドでもお伝えしているように、上記の5つは構成というよりレイアウトという意味合いの方が大きいと感じています。
では、「構成」とは本来どのような意味を持っているのか?
読み進められる構成は 「質問」によって異なる
ひとつひとつ、どのような答えを返すか考えてみてください。
おそらく、あなたは以下のような回答をしたのではないでしょうか?
そう答える理由とあわせてご確認ください。
ここで僕自身がなにを伝えたいのか?
それは単に、道案内は質問によって答え方が異なるというものではありません。
他にも、「修理するのにいくらくらいかかるのだろう?」と思っているかもしれませんね。
このような記事を見つけても、全てに目を通している時間はありませんよね。
いちはやくiPhoneのホームボタンを復旧させるなり、なんらかの対策を教えて欲しいものです。
どちらかというと、以下のような記事を求めているのではないでしょうか?
今回のような場合検索ユーザーは、1万文字にも達するような莫大な情報量は必要としていません。
どちらかといえば、以下のような理由で迅速に少ない量の情報を知りたいはずです。
- 急いでいる
- 焦っている
- 困っている
検索ユーザーが、今どのような事態に陥っているのかを把握する必要がありますね。
では、次に別のキーワードについて考えてみましょう。
このような方は、確かに今すぐに痛みを取り除きたいと思っているかもしれません。
しかし、解決策を間違ってしまうと悪化してしまいますので、慎重にならなければなりません。
では、この方にはどのような構成の記事が向いているのでしょうか?
おそらく以下のように、自分の体について知り、ひとつひとつ分からないことを消化していくような記事が求められるのではないでしょうか?
読み進められる「構成」を作る たったふたつのステップ
読み手のことを徹底的に理解する
検索理由の深掘りは、検索結果の上位ページを分析するだけでは不十分です。
そこで、以下のツールを有効活用してください。
- Yahoo知恵袋
- 教えてGoo
- 発言小町
- Amazonのレビュー
- ツイッターのつぶやき
情報を伝える順序に配慮する
まずは、以下の事例をご覧ください。
桃太郎の物語の一幕です。
上記のように物語を伝えられても、なんのことだかわかりませんよね。
では、以下のスライドのように物語が1から10まで掲載されていたらどうでしょうか?
もしも、少しでも省いてしまうと、意味のわからない物語が出来あがってしまいますよね。
ここでお分りのように、情報というものは断片だけ伝えても、なかなか伝わりません。
しかし、メインの情報に至るまでの前提知識があることによって、すっと吸収することができるのです。
「情報は前提知識があるからすっと伝わる」という事例をお見せしたいと思います。
記事の中で「スーツの着こなし方」を伝えるとしましょう。
スーツの着こなし方を知る前に、そもそ自分がスーツを着るタイミング(TPO)を理解しておかなければ、お門違いの着こなしをしてしまうかもしれません。
しかし、単にたくさんの情報を伝えればいいというわけではありません。
不必要に長くしてしまうと、嫌がられてしまいます。
相手が求めている絶妙な量を提供するようにしましょう。
まとめ
以上が、最後まで読み進められるブログ記事の構成方法でした。
読み進められる構成を作るには、大きく分けると以下の3つのポイントを理解しておく必要があります。
ぜひこの記事をきっかけに、記事の構成に時間をかけてみることをオススメします。