「Jetpack」の使い方でお困りではありませんか?
Jetpackというプラグインはその名のとおり、WordPressブログを運営していくにあたって、追加しておきたいさまざまな機能を「パック化」しています。
つまり、このプラグインさえインストールしておけば、無駄にたくさんのプラグインをインストールしなくてよくなるのです。
ぜひあなたのWordPressにJetpackを設定し、パワーアップを図ってほしいと思います!
目次
Jetpackの主な機能
Jetpackには、以下のような機能が30種類以上も備わっています。
- ブログ記事へのコメントなどのアクティビティの通知
- サイトのアクセス解析機能
- 投稿されたブログ記事をSNSへ自動的に共有
- 投稿ページの下部に「関連記事」を表示
- スパムを避けるための他社サービスでのログインコメント機能
- 新しく投稿された時に購読者に通知メールが届く機能
- サイトマップの作成機能
- 指定したIPアドレスでしかログインできなくする機能
- 画像の読み込みを早くし、高速化してくれる機能
- etc…
しかし、ここまで機能が豊富だと、どれを使えばよいのかがわからなくなってしまいますよね。
そこで、次の章から「Jetpackの設定方法」から、必ず使ってほしいオススメの機能まで詳しくお伝えしていきます。
「Jetpack」のインストール方法
まずは、「Jetpack by WordPress.com」をインストールしましょう。
WordPressプラグインのインストール方法は以下の記事を参考にしてください。
有効化が済みましたら、次の章をご覧ください。
「Jetpack」の機能を使えるようにする
「Jetpack」は有効化しただけでは、使うことはできません。
実はこの「Jetpack」というプラグイン、「Wordpress.com」というWordPressの無料ブログサービスの機能を活用することになります。
WordPress.comとWordpress.orgの違いについては以下の記事を参考にしてください。
なので、一度「Wordpress.com」にてアカウントを取得する必要があります。
以下の画面になりましたら「サイトを作成」をクリックします。
※アカウントを取得するのに、サイトを作成する必要があるので、特に使う予定がなければ「ただ作るだけ」で構いません。
ここからはあなたが選びたい分野を選択することになるので、自由に選んでください。
3/5までいくと、ドメインを選択することができます。
アカウント取得だけが目的なので、「無料」のドメインを選びます。
次にプランの選択になります。
ここでも「無料」のプランを選びます。
最後にアカウント情報を入力します。
これでサイトの制作とアカウント取得が完了しました。
次に、ダッシュボードの「Jetpack」をクリックし、設定画面に入りましょう。
そして「Jetpackを設定」をクリックします。
次の画面では、先程取得した「Wordpress.com」のアカウント情報を入力してください。
入力が完了すると、Jetpackの利用プランを選ぶことになるので、「無料(Start with free…)」をクリックします。
これで初期設定が完了になります。
結局この4つだけやっておけばOK
設定は終わりましたが、ここからが本題です。
Jetpackのデメリットとして、機能が多すぎてどれを使えばいいかがわからないという問題があります。
そこでこの章では、あなたに最低限使ってほしい機能を4つに絞ってお伝えします。
①簡易のアクセス解析機能の有効化
まずは一つ目の機能は「簡易のアクセス解析機能」です。
解析情報を確認するには「ダッシュボード」の「Jetpack」→「サイト統計情報」で確認できます。
Jetpackの統計情報ではおもに以下のようなデータが確認できます。
- 一定期間のサイトの表示回数
- コメント数
- リファラ=参照元
- 検索キーワード
- 人気の投稿ページ(表示回数)
- 外部サイトへのリンクのクリック数
※この機能はあくまでも簡易なので、きちんとしたアクセス解析はGoogleアナリティクスで行なってほしいと思います。
②記事投稿時にソーシャルメディアへ自動共有
次にオススメしたい機能が「記事投稿時のソーシャルメディアへの自動共有」です。
この機能を使うと、わざわざFacebookやTwitterへ手動シェアする必要がなくなります。
面倒くさがりな方にとっては、かなりオススメな機能となります。
③ワンタッチでOK!サイトの高速化
次にオススメしたい機能は「サイトの高速化」です。
Jetapackには画像の読みこみ速度を速める機能があり、サイトの高速化をすることができます。
その設定方法ですが「ダッシュボード」の「設定」→「執筆」とクリックします。
少し下に行ったところに「サイトスピードアップ」という箇所があります。
下の画像の印をつけた2箇所をクリックし、有効化しましょう。
設定は以上です。
たったワンタッチでサイトを高速化することができます。
Jetpackを使う方法以外に、サイトの高速をおこなう方法があります。サイトの高速化はSEOにとっても効果的ですので、ぜひご覧ください。
④他社サービスのユーザー情報でコメントする機能
最後のオススメ機能です。
ブログ記事を読んだ人が、あなたの記事に対してコメントするときに、以下のようなサービスのアカウント情報を使ってコメントする機能です。
- WordPress.com
他社のサービスのアカウントを持っている人しかコメントできないので、スパムなどを防止する効果があります。
まずは「ダッシュボード」から「Jetpack」→「設定」→「ディスカッション」をクリックします。
下の画像の印をつけた箇所をクリックし、有効化しましょう。
有効化したら、下に詳細の設定画面が現れます。
- コメントのヘッドライン=コメント入力欄の上に表示される文章
- 配色=コメント入力フォームのカラー
を決めたら、「設定を保存」をクリックしましょう。
完了したら、投稿画面からコメントフォームを確認してみましょう。
配色やヘッドラインが変更されているはずです。
これでコメントの設定が完了です。
まとめ
今回は超便利なプラグインJetpackの活用方法とオススメの機能をお伝えしました。
もちろん、今回オススメした機能以外にも便利な機能があるので、色々と試してみてください。
ただし、あくまでもあなたがブログ訪問者へ有益な記事を提供するのが第一です。
「何かいい機能ないかな??」とネットサーフィンにならないように気をつけてくださいね。
Jetpackの設定が完了したら「Akismet」もぜひ設定しておきましょう。