WordPressの投稿画面で正しいパーマリンクを設定をし、SEOに有利にする方法

WordPressの投稿画面では、以下の部分でパーマリンク」を設定することができます。

パーマリンク

パーマリンクとは、ドメイン以降の、記事のURL部分のことを指します。

パーマリンクがどこか

この、パーマリンクの設定次第で、サイトの利便性が格段に変わってきますし、検索結果での上位表示にも少なからず影響があります。

そこで、この記事ではあなたのWordPressブログにおけるパーマリンクの重要性と設定方法についてお伝えしていきます。

パーマリンクがどうして大事なの?

パーマリンクが重要な理由は、以下の2点です。

  • ユーザーの使いやすさを高めるため
  • SEO効果を少しでも高める

この章では上記の2点について、わかりやすく解説します。

①ユーザーの使いやすさを高めるため

もしもあなたが、パーマリンクを以下のように設定している場合、中身が連想しづらく、利便性が下がってしまいます。

間違ったパーマリンクの設定方法

一方、この記事のURLのように、「https://majisaka.site/permalink-set/」といった、中身が連想しやすいパーマリンクに設定しておくことで、利便性が高まります。
より中身が連想しやすく、シンプルなパーマリンクを設定するようにしましょう。

②SEO効果を少しでも高める

実は、パーマリンクは、SEO面でも効果を発揮します。

なぜなら、Googleのコンテンツガイドラインには、パーマリンクに関して以下のような記載があるからです。

サイトの URL 構造はできる限りシンプルにします。論理的かつ人間が理解できる方法で(可能な場合は ID ではなく意味のある単語を使用して)URL を構成できるよう、コンテンツを分類します。

特に複数のパラメータを含む URL など、過度に複雑な URL は、サイト上の同じまたは同様のコンテンツを表す多数の URL を不必要に作成し、クロールの際に問題が生じることがあります。その結果、Googlebot で必要以上に帯域幅を消費したり、サイトのすべてのコンテンツをインデックスに登録できないことがあります。

引用元:コンテンツに関するガイドライン

わかりづらいという方のために、少しだけ詳しく解説しますね。

Googleなどの検索エンジンで検索順位が決まるまでには、次の3つの過程があります。

1.クロール検索エンジンのロボットがインターネット上を巡回する
2.インデックス巡回したサイトから、検索エンジンのサーバーにデータを持ち帰る
3.ランキング独自の仕組みをもとにランク付けする

このとき、パーマリンクの構造がわかりづらい場合、クロールし、データベースに持ち帰ることができないということなのです。

そのため、わかりやすいパーマリンクを設定する必要があります。

検索エンジンのクロールやインデックス、ランキングの仕組みは、以下の記事で詳しく解説しています。

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どんなパーマリンクを設定すればいいの?

では、どんなパーマリンクを設定すればいいのでしょうか?

正しいパーマリンクを付けるためには、以下の3つのポイントを意識してみてください。

  1. 中身が連想できること
  2. ハイフンを使うこと
  3. 日本語を使わない

①中身が連想できること

先ほどのgoogleのガイドラインからさらに以下の文章を抜粋しています。

たとえば、航空機(aviation)に関する情報を探している場合、http://en.wikipedia.org/wiki/Aviation のような URL であれば、見ただけで必要な情報であるかどうかを判断できます。http://www.example.com/index.php?id_sezione=360&sid=3a5ebc944f41daa6f849f730f1 のような URL 自体は、ユーザーの関心を引くことはほとんどありません。

引用元:コンテンツに関するガイドライン

つまり、中身が連想できるパーマリンクが、優れたパーマリンクだと言えます。

②ハイフンを使うこと

先ほどのガイドラインから、さらに、別の文章を抜粋します。

URL では区切り記号を使うと効果的です。http://www.example.com/green-dress.html という URL の方が、http://www.example.com/greendress.html という URL よりずっとわかりやすくなります。URL にはアンダースコア(_)ではなくハイフン(-)を使用することをおすすめします。

出典:コンテンツに関するガイドライン

簡単に解説いたします。

パーマリンクで、「料理の作り方」と表現する場合、以下のような、少々長めのものになってしまいます。

料理の作り方のパーマリンク

そこで、わかりやすくするために区切りを入れるのですが、その区切りには、「ハイフン(-)」を用いてください。

パーマリンクを区切る際はハイフンを用いる

③日本語を使わない

パーマリンクでは日本語を使わないようにしてください。
なぜなら、一見、日本語になっているようURLはペーストすると、このようになるからです。

日本語パーマリンクがダメな理由

これのパーマリンクでは、中身が連想できません。
そこで、「半角英数字」を使い、パーマリンクを作ってみてください。


パーマリンクをつける際は、これら3つのことを意識して設定してみてください。

次の章ではWordPress内でパーマリンクを設定する際の操作方法をお伝えします。

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WordPressでパーマリンクをカスタムするには?

WordPressの投稿画面で、パーマリンクを設定するためには、あらかじめ、パーマリンクをカスタマイズできるようにしておかなければなりません。

まずは、パーマリンクをカスタマイズできるよう、設定しておきましょう。

パーマリンクをカスタムできるようにする

サイドメニューの「設定」「パーマリンク設定」をクリックします。

パーマリンク設定

パーマリンク設定を開いたら、「カスタム構造」にチェックを入れ、「/%postname%/」と記載します。

カスタム設定のやり方

「保存」を押したら、投稿画面へ移ります。

投稿画面でパーマリンクを変更する

投稿画面の以下の部分で、中身の連想できる正しいパーマリンクを設定しましょう。

「編集」をクリックします。

編集をクリック

パーマリンクの入力画面が開くので、パーマリンクにしたい文字列を入力します。

パーマリンク

以上で設定は完了となります。


いかがでしたか?

他にもパーマリンクを設定する上で、カテゴリ名を含めるやり方など、違うやり方もあるのですが、運営していくにあたって後々不都合が起きてくることもあります。

ですので、このサイトではパーマリンクではカテゴリを含めずに投稿名だけの記載をするようにお伝えしています。

また、以下の記事では、カテゴリーページのパーマリンクを設定する方法をお伝えしています。
余力のある方は、今のうちに設定しておきましょう。

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