アナリティクスのアカウント・プロパティー・ビューを理解して複数サイトを管理する方法

Googleアナリティクスを使おうとして、以下の並びに対して疑問を持ったことはありませんか?

アナリティクスのフォルダの階層化
  • この配列はなんだろう・・?
  • それぞれどんな役割をしているのだろう・・?
  • 何が違うんだろう・・?

Googleアナリティクスでは、取得したアカウントの中で、複数のサイトを管理できるようにフォルダが階層化されています。

最初はなんのことかわかりにくいですが、慣れると複数のサイトを管理するのに、大いに役立ちます。

そこで、今回はGoogleアナリティクスで複数のアカウントを管理するために必要な基礎知識

  • アカウント
  • プロパティ
  • ビュー

の用語解説とフォルダの活用方法をお伝えします。

Googleアナリティクスの構造

冒頭でもお伝えしたように、Googleアナリティクスは複数のサイトを管理できるように、フォルダが階層化されています。

そして、そのフォルダごとに名前がつけられており、それぞれ

  • アカウント
  • プロパティ
  • ビュー

といいます。

アカウント・ビュー・プロパティ

この三つを可視化すると、以下のようになります。

アナリティクスのビュー、プロパティ、アカウントの図解

アカウントの中にプロパティが複数含まれ、その中にさらにビューが複数含まれるという形になります。

ちなみに、あなたがGoogleアカウントをひとつ持っていれば、以下の個数の設定ができます。

Googleアカウントアナリティクスのアカウント1アカウントあたりのプロパティ数1プロパティあたりのビュー数
11005025

アカウント・プロパティ・ビューの用語解説と作成方法

この章では

  • アカウント
  • プロパティ
  • ビュー

のそれぞれの用語の解説と作成方法をお伝えします。

アカウントとは

アナリティクスにおけるアカウントとは、アナリティクスのフォルダの階層の中でも、最上位のフォルダのことです。

あなたがアナリティクスに登録するときに、必ずひとつアカウントを作る必要があります。

また、プロパティやビューを用いて、アクセス解析をするときには、少なくともひとつ以上のアカウントが必要となります。

【アカウントの追加方法】

アカウントをこれから追加するときには、まず、アナリティクスの管理画面の左下にある歯車をクリックします。

歯車をクリックする

次に、「アカウント」内の「新しいアカウントを作成」をクリックします。

アカウントを取得する

ここから先は、初めてアカウントを取得したときと同じ要領で進めていきます。

イマイチ覚えていないという方は以下の記事を参考にしてみてください。

Googleアナリティクスの設置方法|WordPress版

プロパティとは

次にお伝えするのが、プロパティです。

プロパティは、アカウントのひとつ下の階層に位置し、ひとつのプロパティごとにひとつのサイトのアクセス解析が行えます。

【プロパティの追加方法】

アナリティクスの管理画面の左下にある歯車をクリックします。

歯車をクリックする

次に、「プロパティ」内の「新しいプロパティを作成」をクリックします。

プロパティの追加方法

必要事項を記入し、「トラッキングIDを取得」をクリックします。

必要事項を記入する

ビューとは

最後に、ビューです。

ビューとはアナリティクス内における最下層のフォルダになります。

プロパティを作成すると、勝手に生成されるため、追加する方は少ないかもしれません。

アナリティクスの解析データは、このビューを通して確認することができます。

【ビューの追加方法】

アナリティクスの管理画面の左下にある歯車をクリックします。

歯車をクリックする

次に、「ビュー」内の「新しいビューを作成」をクリックします。

新しいビューを作成する方法

必要事項を記入し、「ビューを作成」をクリックして完了です。

ビューの追加

ビジネスごとのアカウント作成例

前章までで、

  • アカウント
  • プロパティ
  • ビュー

の概要や作成方法をお伝えしましたが、それでも自社で使うとなると、どうすればいいかわからないかもしれません。

そこで、この章ではビジネスごとにアカウントの作成例をお伝えします。

ぜひあなたの事業の中で活用してもらえると嬉しいです。

事業がひとつの場合

あなたがもしも、ひとつの事業を行なっている場合、以下のような例が挙げられます。

単一事業の場合のアナリティクス

複数事業の場合

あなたがもしも、複数事業を展開している場合、サイトやブログが複数存在するはずです。

すると、以下のようなアカウントの管理例が挙げられます。

事業が複数ある場合のアナリティクス管理令

まとめ

以上が、Googleアナリティクスにおける

  • アカウント
  • プロパティ
  • ビュー

の使い方でした。

管理するサイトが増えれば増えるほど、散財しがちですが、この記事を参考にわかりやすく整理してみてください。

参考にした情報:アカウント、ユーザー、プロパティ、ビューの階層構造

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