0からWordPressサイトを立ち上げるのは、一人では相当大変な作業です。
サーバやドメインの契約など、本当に一人でできるのか不安になってしまいますよね。
でも大丈夫!
そんな方のために、4つのステップに分けてWordPressサイトの立ち上げ方をまとめました!
また、立ち上げた後のログイン・初期設定までの全手順もあわせて記載しています。
ぜひ、WordPress作成にお役立てください!
目次
ステップ①レンタルサーバーの契約
まず、WordPressを始めるにあたって、最初にすべきことはレンタルサーバーの契約です。
レンタルサーバーとは、WEB上の土地と例えられます。
このサイトでは「エックスサーバー」というレンタルサーバーを活用することをオススメしています。
なぜなら、エックスサーバーは以下のような特徴があるからです。
- 扱いやすいこと
- サイトの表示速度に関してもストレスがないこと
- 私自身活用しているのでサポートしやすいこと
レンタルサーバーの選び方について、詳しく知りたい方は、以下の記事をお読みください。
ここからは、エックスサーバーの契約方法をお伝えします。
まずは、エックスサーバーのホームページを開いてください。
すると、以下のページになります。
上記の写真の右サイドバーにある「申し込みはこちら」というボタンをクリックしてください。
次にサーバーの「新規申し込み」をクリックします。
次の画面では、必須事項を記入します。
プランの選択を間違えないようにしてくださいね。
必須事項を記入して最下部の「申し込みボタン」を押すと、確認ページになります。
問題なければ申し込み確定を押してください。
お支払いが完了されれば、登録したメールアドレスにサーバーのログイン情報が届きます。
URLをクリックし、「会員ID」と「パスワード」を入力してください。
ログインすると、以下のページになります。
赤枠の「ログイン」をクリックして、サーバーパネルに入りましょう。
すると、以下の画面になります。
ここまできましたら、サーバーの契約は終わりです。
一度、サーバーの扱いは休止して、次にドメインを取得します。
ステップ②ドメインの取得
続いて、ドメインの取得を始めます。
ドメインとはこのサイトでいう「https://majisaka.site/」の「majisaka.site/」の部分になります。
WEB上の住所とも例えられます。
インターネット上における住所になりますので、わかりやすいドメインの取得をオススメします。
ちなみに、エックスサーバーでは期間限定プランでドメインのプレゼントがあります。
もし、エックスサーバーでドメインのプレゼントがある場合は、そちらで取得してください。
また、それ以降のドメインは、自分で取得する必要があるので、ここでは「お名前.com」でドメインを取得する方法をお伝えします。
まずはお名前.comのホームページへ入りましょう。
青枠の部分に、自分が取得したい(立ち上げるWordPressのURLにしたい)文字列を入力してください。
すると、使いたいドメインを選ぶことができます。
ドメインによっては価格が変化するので、ご注意ください。
チェックを入れたら、「申し込みへ進む」をクリックします。
次の画面では「whois情報公開代行」にチェックを入れ、サーバー選択は「利用しない」にチェックを入れます。
そして、右側のメールアドレスとパスワードを決めたら、「次へ」を選択します。
そして、個人情報の入力画面にて入力が済んだら、「次へ」
確認画面から申し込みが完了すると、ログイン情報が登録メールアドレスに届きます。
お名前.comの管理画面を開いてみましょう。
赤枠部分の会員IDとパスワードを入力しログインします。
ここまできたら、ドメイン取得は完了です。
ステップ③ネームサーバーの変更
次にネームサーバーの変更です。
ネームサーバーの変更とは、お名前.comで取得したドメインをエックスサーバーで使えるようにする作業です。
まずは、お名前.comの管理画面から以下のように、ネームサーバーの変更画面にうつります。
次にこのような画面になるので、使用するドメインをクリックします。
その後、「他のネームサーバーを利用」をクリックします。
すると、以下のような画面になるので、
それぞれ、以下のように入力します。
ns1.xserver.jp
ns2.xserver.jp
ns3.xserver.jp
ns4.xserver.jp
ns5.xserver.jp
確認画面へ進み、確定したらネームサーバーの変更完了です。
ステップ④サーバーへのログイン・WordPressの自動インストール
続いて、WordPressの自動インストールを行います。
まずは、エックスサーバーのサーバーパネルにて、「ドメイン設定」をクリックします。
次にドメインの追加設定をクリックします。
取得したドメインを入力して、「追加」をクリックします。
サーバーパネルに戻り、左下の赤枠部分の設定対象ドメインを選択します。
右上の「現在の設定対象ドメイン」が取得したドメインになっていることを確認し、「自動インストール」をクリック。
プログラムのインストールをクリックします。
インストール画面になるので、wordpress日本語版の「インストール設定」をクリックします。
次の画面では、以下の項目を入力します。
- WordPressで作るブログのURL
- ブログの名前
- ユーザー名
- パスワード
- メールアドレス
入力後、「自動でデータベースを生成する」にチェックを入れ、「インストール」をクリックします。
WordPress管理画面へのログイン
自動インストールが完了すると、以下のような画面になります。
「http://(取得したドメイン名)/wp-admin」の部分が管理画面のログイン画面になります。
クリックしてみましょう。
ユーザー名とパスワードを入力して、ログインをクリックします。
以下の画面になったら、ログイン完了です。
WordPressの自動インストールが完了して、/wp-admin/にログインしても、ログイン画面が表示されない場合があります。
その場合は、少し時間を置いてから、もう一度アクセスしてみてください。
ネームサーバーの変更に数時間〜3日ほどかかることがあるので、その反映が終わったらログインできるようになります。
一般設定
WordPressにログインできましたら、初期設定を終わらせておきましょう。
最初に行う設定は、「一般設定」です。
一般設定は、サイドメニューの「設定」の中にあります。
一般設定では、以下の項目を設定することができます。
- サイトのタイトル
- URL
- 言語
- 表示時刻
サイトのタイトル・キャッチフレーズ
ひとつ目の設定項目は、「サイトのタイトル」と「キャッチフレーズ」になります。
サイトタイトルとキャッチフレーズ以下の決定方法があります。
- 覚えやすさ・独自性
- 検索されやすいキーワード重視
サイトのタイトルの決定について、詳しくは以下の記事で解説しています。
ぜひお読みください。
WordPressアドレス、サイトアドレス
次にサイト自体のURLについての設定です。
上記の写真の、上段の「Wordpressアドレス」があなたのブログサイトのデータなどが保存されているURLになります。
一方、下段の「サイトアドレス」があなたのブログを見るときのURLになります。
基本的に、どちらも同じURLが記載されています。
ただ、気をつけていただきたいのが、サーバーにWordPressを自動インストールしたときに、「https://majisaka.site/wp」といったように「/wp」がついてしまうことがあります。
その際、「wp」は不要なので、サイトアドレスのみ「wp」を消しておきましょう。
メールアドレス
次に、メールアドレスの設定です。
ここで設定するメールアドレスは、あなたのWordPressブログに、以下のような変化があったときに通知が届くメールアドレスです。
- 記事へのコメント
- コメントへの返信
- サイトの自動更新
- そのほか重要なお知らせ
頻繁に確認しているメールアドレスを登録しておくとよいでしょう。
メンバーシップ
メンバーシップは、基本的にチェックを外しておきます。
新規ユーザーのデフォルト権限グループも「購読者」のままでOKです。
この機能は、外部のライターさんや社外パートナーさんに記事だけを書いて欲しいときに使う機能です。
ひとりでWordPressを管理する場合、不要な機能なので、気にしなくて結構です。
タイムゾーン
一般設定の最後の項目です。
「タイムゾーン」では、おもに時刻や言語などを設定します。
タイムゾーンとサイトの言語を設定しましょう。
投稿設定
続いて、投稿設定になります。
投稿設定は「設定」→「投稿設定」で、設定画面に入れます。
投稿設定では、ブログ記事投稿時の「文字の装飾」や「記事の投稿方法」の設定を行います。
それでは、解説していきます。
投稿用カテゴリの初期設定、デフォルトの投稿フォーマット
「投稿設定」では、投稿するときに最初に設定されているカテゴリや投稿形式を設定することができます。
基本的に記事を書くときに個別に設定すればいいので、触らなくて結構です。
メールでの投稿
次にメールでの投稿設定です。
パソコンに親しみのない人は、スマホなどを使ってメールで投稿をしたいはずです。
ただし、メールでの投稿はどうしても細かい装飾が難しいですし、記事の質もかなり落ちてしまいます。
できれば、メールからの投稿は避けましょう。
更新情報サービス
「更新情報サービス」ではping送信先の設定を行います。
「ping送信」とは、サイト(ブログ)が新しい記事を投稿した時に、「記事タイトル」や「概要(description)」・「記事のURL」などの記事情報を、あらかじめ登録しておいた「PINGサーバー」に、送信してくれる機能のこと。
一度、送信先(PINGサーバー)設定をしておけば、後は記事追加・更新のたびに自動で通知されます。ちなみに、「Pingサーバー」は、世の中に多数存在し、サイト(ブログ)の更新情報が集められるサーバーになります。
「Pingサーバー」が、サイト(ブログ)の更新情報を受け取ったら、(そのPingサーバーと)連携しているサイトへ、受け取った「記事の更新情報」を載せてくれます。引用元:バイラルクラブ
このPing機能は、一見、とても便利でおトクな機能に感じます。
しかし、ping送信は基本的に不要です。
なぜなら、ping送信をしたところで、アクセスがさほど増えるわけではないからです。
また、当サイトでお伝えしているブログ集客の方法は、おもに、検索エンジンやソーシャルメディアからの流入に頼るものです。
そのため、ping送信に頼るのではなく、ブログ訪問者が喜ぶような記事の更新に力を注いでいただきたいと思います。
表示設定
続いて、「表示設定」です。
表示設定では、あなたのサイトがブログ訪問者の目にどのように映るかを設定する部分です。
また、検索結果にどのように反映させるかを設定することもできます。
フロントページの表示(ホームページの表示)
「フロントページの表示」では、あなたのブログにおけるトップページの表示方法を設定できます。
通常、WordPressではトップページに、最新の記事の更新情報が表示されるようになっています。
その新着記事の一覧ページを固定ページに切り替えることが可能なのです。
あなたがもしも、上図の右のようにトップページを固定ページにしたいときは、フロントページの表示の「固定ページ」にチェックを入れてください。
そして、フロントページに設定する固定ページを任意で選択します。
フロントページを固定ページに変更すると、「ブログ記事一覧」が表示されるページがなくなりますので、新しく「ブログ」という名前の空白の固定ページを作成し、これを「投稿ページ」に設定します。
続いて、その「ブログ」という固定ページに表示する投稿記事数を決めます。
これでフロントページの設定は完了です。
RSS/Atom フィード
ここでできる設定は、あなたがブログに記事を更新するときに、読者に対してどのような通知がいくかというものです。
ただし、この機能はほとんど使われていないので、設定は不要です。
検索エンジンでの表示
「検索エンジンでの表示」では、あなたのブログサイトが検索エンジンにランキングされるかどうかを設定できます。
もし、チェックを入れてしまうと、あなたのブログは検索エンジンのランキングから除外されてしまいます。
ブログをまだ公開したくないという場合は、チェックを入れておいて構いませんが、基本的にはチェックは外しておいてください。
以下の記事ではより詳しく、「Noindex(ノーインデックス)」について解説しています。ぜひご覧ください。
ディスカッション設定
では次にディスカッション設定になります。
「設定」→「ディスカッション」を選択します。
「ディスカッション設定」ではあなたのブログ記事などに入ったコメントの管理や、その通知の設定がメインになります。
ブログ開設後すぐにコメントが来ることはあまりありませんが、アクセスが集まり始める前に設定を終えておくと、あとでバタバタしなくてよくなります。
では、設定方法を解説していきます。
投稿のデフォルト設定
こちらのチェックボックスには、3つともチェックを入れておきましょう。
それぞれの機能は、以下の通りです。
- この投稿に含まれるすべてのリンクへの通知を試みる
ここにチェックを入れるとあなたが他サイトへのリンクを貼ったときに、その他サイトへ通知が送られます。 - 新しい記事に対し他のブログからの通知 (ピンバック・トラックバック) を受け付ける
ひとつ目のチェックとは逆に、他サイトからリンクを貼られたときに通知が来るようになります。 - 新しい投稿へのコメントを許可する
投稿に対してコメントフォームを設け、コメントを受け付けることができます。
他のコメント設定
つぎに、「その他のコメント設定」です。
最上部の「この投稿に含まれるすべてのリンクへの通知を試みる」のみチェックを入れ、他は触らなくて結構です。
続いて、「自分宛のメール通知」では、ふたつともにチェックを入れておきます。
チェックを入れておくと、コメントが入ったときにすぐに確認できます。
もしも、通知がわずらわしいのであれば、チェックは入れなくて大丈夫です。
最後に、「コメント表示条件」です。
「すでに承認されたコメントの投稿者のコメントを許可し、それ以外のコメントを承認待ちにする」のみチェックを入れておきましょう。
上段の「コメントの手動承認を必須にする」にチェックを入れると、スパムや誹謗中傷などの対策設定にもなりますが、一度コメントしたことある方にとっては面倒くさい仕組みなので、チェックは外しておきましょう。
スパムコメントなどを完全にブロックしておきたい場合は、「Akismet」というプラグインを使いましょう。
導入方法は、以下の記事で解説しています。
コメントモデレーション、コメントブラックリスト
この部分はスパムの防止などを担う設定です。
ただし、プラグインで未然に防ぐことができるので、設定は不要となります。
以下のプラグイン、「Akismet」の設定をしておきましょう。
アバター
ディスカッション設定の最後「アバター」です。
「アバターを表示」にチェックを入れると、以下のような画面に切り替わります。
「評価による制限」では、初期状態では、「G」にチェックが入っています。
これは、「あらゆる人に対して適切なアバター画像が表示される」という意味です。
「RG」にチェックが入ると、「13歳以上の人が見たら不快に思うような画像を表示します」という内容です。
サイトの品位を保つためにも「G」にチェックを入れておくことをオススメします。
また、デフォルトアバターでは「Gravater ロゴ」にチェックを入れると、自分の好きな画像を設定することができます。
「Gravater ロゴ」の詳しい設定方法は以下の外部記事を参考にしてみてください。
メディア設定
「設定」→「メディア」からメディア設定を行います。
メディア設定の画面はこちらです。
それぞれ、記事などに画像やファイルを挿入する際の、サイズ指定(大・中・小)の設定ができます。
もし、あなたが普段から「このくらいの画像サイズだと使い勝手がいいな」と思うサイズがあれば、ここで設定をしておいてください。
WordPressの記事に画像を挿入するときの詳しい活用法は、以下の記事で解説しています。
ぜひお読みください。
パーマリンク設定
最後にパーマリンクの設定です。
パーマリンクというのは、サイトのURLで言う、以下の部分になります。
パーマリンクについては、以下の記事でその設定方法を解説しているのでそちらを参考にしてみてください。
いかがでしたか?
WordPressのインストールから初期設定までは、やることが多いです。
まだまだ、いくつか設定がありますが、辛抱強くやっていきましょう。
初期設定が終わったら、以下の記事で、サイト全体のカスタマイズ方法を学びましょう!